
英語力1から始めた正規留学。英語はどのくらい大事なのか?

↑マレー半島最南端「ジョホールバル」のローカルカフェレストラン
「留学行くにはどれくらいの英語力が必要なの?」
「留学に行ったら英語力は本当に伸びるの?」
このような疑問を持っている方は、少なくないと思います。
今回はそのようなテーマを元に、私の経験からお話しできることを伝えていきたいと思います。
目次
留学始めるのに必要なのは、英語力ではない?
結論
留学を始める際の英語力が全てではありません。
それはないでしょ…🤦と思う方もいるかもしれませんが、実際に英語力0からスタートをし、渡航後すぐに友達をたくさん作った僕の実体験が一つの参考になればなと思います。

一番大事なこと
以下の3つが、留学する上で、英語よりも重要なことだと感じました。
- 笑顔でいること
- 恥ずかしがらないこと
- イエスマンになること
なぜこれらが英語より重要なのか、僕の体験を交えて詳しく解説していきます。
笑顔でいること
そもそも大前提、英語というのはあくまでもコミュニケーションツールの一つでしかありません。
皆さんもお分かりのように、日本の教育課程で組まれているような知識をいくら詰め込もうが、英語を喋れるようにはなりません。それよりも、こいついつも楽しそうだな。と思われれば、人は自分に集まってきます。なので、まずは笑顔で人と話してください。
僕がマレーシアに来た初日の話です。ルームメイトになったフランス人の子と挨拶をして、そのまま彼の友達2人と僕の3人でご飯を食べにいきました。最初僕は緊張してしまい、黙って食べていたんです。明らかに一人だけ影が薄い状態が数分経過した頃、このままではダメだと思い、笑顔でいっぱい話しかけました。そうすると彼らもこいつ楽しそうだなと思ったみたいで、僕に興味を示していっぱい質問してくれました。
当時の僕は日常会話も十分にできなかったので、翻訳機能を少し使いながら話をしました。皆さんこれは逃げだと思いますか?僕も最初はそう思っていました。しかし、トライアンドエラーを続けていくと、なぜかだんだん翻訳を使わなくても言いたいことが出てくるようになっていったんです。
僕は、留学が始まって1ヶ月が過ぎた頃、心の底からこう思いました。英語に必要なのは、コミュニケーションをはじ得るための「笑顔」なんだなと。自分の英語力に自信がなくても、ハッタリの笑顔で構いません。頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。

恥ずかしがらないこと
なぜか?「喋れなくなるから」です。僕がルームメイトに誘われて、ヨーロピアンのコミュニティに参加していた時の話です。彼らの英語はとても上手で、スピードも速いです。完全に置いていかれそうになった僕は、気後れせずに、たくさん聞いてたくさん話しました。何を言っているかわからない時は、何度も何度も聞き返しました。何て言ったらいいかわからない時は、ジェスチャーや翻訳を使って話したりもしました。そこでもし僕が恥ずかしがって黙っていたら、都会のルーフトップバーで、地獄の雰囲気のまま5時間を無駄にしていたと思います。
英語は喋らないと上達しません。これは誰がなんと言おうと変わらない事実だと思います。部屋で一人で黙々と単語の勉強、文法の勉強、リスニング•ライティングの勉強をしていて喋れるようになると思いますか?絶対になりません。英語を少しでも勉強したことのある人ならみんな頷くと思います。
これは、日本人に限った話ではありません。英語ネイティブでない外国人もみんな理解しています。だから、あなたが頑張って話そうとすれば、周りもこいつ頑張ってるなと、協力してくれるはずです。僕はそうでした。
イエスマンになること
イエスマンになるとはつまり、誘われたら「Yes」と答えようという話です。
これの効果は絶大です。あなたがコミュニケーションできる、若しくはしようとしてる人だと周りから認識されれば、必ず遊びに誘われます。そうなれば、あとは自動的に英語が伸びていくチャンスです。その誘いに乗って、いろんなところに行きたくさんの人と話していく中で、英語力はぐんぐん伸びていきます。誘いを断っていると、そのうち誘っても来ない人、何かわからないけど忙しい人というレッテルを貼られ、誘われなくなっていくだけでなく、友達も全く増えていきません。
日本でもそうですよね。誘っても断る人を、毎回誘ってくれるお人好しは滅多にいません。誘われるうちは誘いに乗ることが吉だと僕は考えています。
英語が伸びないマレーシア留学の裏話

マレーシア留学で英語が伸びるの?
結論: 「人による」これは国の問題ではなく、個人の問題です。マレーシアの私立大に行けば、英語を喋れる人は山のようにいます。(授業も全て英語なので当たり前ですが)ですが、喋れなくとも、卒業できるのもまた事実と言えます。マレーシアの私立大には、中国人が多く、中には英語が全くと言っていいほど喋れない人もちらほらいます。そんな人でも進級できているので、AIを使ったりしてうまく単位を取っているのだと思います。(お金を払って単位を買っているなどの噂もたまに耳にしますが、事実かどうかはわかりません)
英語を使わずに母国語のみで生活していればもちろん英語は上達しません。しかし、マレーシアに来て、たった1年で英語が上達していく人たちを僕はたくさん見てきました。なので、英語ネイティブがいないからと言って英語が上達しないわけではありません。マレーシアの私立大学は多くのインターナショナルの生徒が在籍しており、マレーシア人の学生たちも皆英語を話します。日本人とのコミュニティを持たないと強い意志を持つのも良し、バランスよく自分に合ったペースで上達していくのも良し。それは個人によって方法が違ってくるかもしれません。
留学の目的は英語でいいの?
留学の目的はなんなのか。自分に問いかけてみてください。
そこで「英語の上達」という答えが出てくるなら、改めた方がいいかもしれません。というのも、留学はお金がかかるというのが基本です。近年テクノロジーの発展により、日本にいても英語は喋れるようになる時代です。あなたの目的が英語の上達なら、お金をかけてまで留学する価値はあるのでしょうか?日本でもできるのに。
悪いとは思いません。僕はいくらテクノロジーの発展があろうが、日本に居ては現状に甘えて、英語習得に力を入れることはなかったと思います。ただ、一応そういう時代なんだということを頭に入れておくことも大事なのかなと思います。そうすることで、今まで見えなかったもっと大切なものが、あなたの中から出てくるかもしれません。

最後に
話が少し散らかってしまいましたが、英語の上達方法のリアルな意見と、留学=英語という固定観念を一回外して、留学の目的を考え直すことの重要性を述べさせていただきました。留学中はいろんなことにチャレンジできます。もっと有益な情報はたくさんあるので、これからライティングスキルを身につけて、質を高めていきたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。
是非、他のブログも併せてお読みください。

